今朝も日の出に挑戦します。５時５分ロビーに集合。昨日と違って快晴でした。空気が冷たく澄み切って山並みがくっきり映っていました。 昨日のユングフラウ・ヨッホ展望台からの眺めは残念でしたが、今朝ホテルからの３山に一応堪能して、次はモンブランに期待します。

９時１５分集合、クライネシャイデックからグリンデルワルド方面の電車に乗ってグルンドで下車し、バスに乗り換え、インターラーゲンに行きます。 インターラーゲンはトゥーン湖とプリエンツ湖の間に広がる町で「湖の間」を意味するそうです。

インターラーゲンはベルナーオーバーラントへの玄関口で世界中から観光客が訪れます。かつてはユングフラウに最も近い鉄道の駅でしたので、当時の貴族も訪れました。その名残として、社交場だったカジノ「クアザール」があります。私達もかつての面影を求めて訪れました。

インターラーゲンから列車に乗り、途中ツヴァイジンナンで乗り換えます。ここから３大鉄道の１つ「ゴールデン・パス・パノラミック」に乗車してモントルーに向かいます。 スーツケースはホテルからバスに乗せて私達は身軽で電車に乗ります。私達とバスとどちらが早くモントルーに着くでしょうね。

終点モントルーに到着しました。ここでシャモニーまで私達と並走してきたバスに乗ります。バスは来ているでしょうか？ 駅前でバスを待ちます。渋滞にはまって遅れていますと添乗員さん。通りにはビルが建ちモントルーは今までの街とは違い大都会のよう。目の前に瀟洒なホテル、マジェスティック グランドが建っています。 モントルーはクリスマスの旅で訪れました。ホテルはレマン湖畔に建つ５星のモントルー・パレスでした。ツアーでは中々宿泊出来ないホテルですが、冬の季節ですので泊まれたのでしょう。豪華なお部屋やお食事で贅沢を充分に味わいました。 ３ヶ国のクリスマス・モントルーをどうぞ

湖畔には豪華なホテルが建ち並び遊歩道に並ぶクリスマスマーケットで買い物をしながらマルシェ広場まで散策したことを思い出します。地図を広げるとモントル－・パレスからマルシェ広場に行く途中にマジェスティック・グランドホテルがあるようです。ということはホテルの向こうがレマン湖なのです。ちょっと湖を見たかったですね。それにしても懐かしく思います。

再びバスに乗りモントルーからシャモニーへと向かいます。シャモニーはスイスの国境を越えフランスになります。ヨーロッパの最高峰４８１０４ｍモンブランの麓にあるリゾート地です。 シャモニーからロープウエイでエギーユ・デュ・ミディ展望台に、それからイタリア側のエルブロンネ展望台まで３連のかわいいロープウェイに乗り空中散歩をするのが夢でした。２００８年のエギーユ・デュ・ミディは吹雪でした。当然空中散歩は中止でした。天候は仕方ないとはいえ未だに引きずって今回挑戦します。明日のお天気は良さそうですが・・・

町が見えてきました。シャモニーでしょうか？

雪を被った山が間近に見えてきました。６時半過ぎにホテルに到着。クライネシャイデックからシャモニーまで長い移動でしたが、バスを乗り継ぎ登山列車やパノラミックに乗り換え、忙しく飽きることはありませんでした。明日は最後の観光です。そして一番の見どころです。

ホテルのレストランで早々に食事を済ませて、恒例の夕焼け鑑賞にモンブランが良く見えるところに行きます。モンブランは優しいピンクに染まっていました。マッターホルン、ユングフラウとそれぞれ色が違って見えるのが不思議に思えます。高さや距離、空気の濃さなど関係あるのでしょうか？