11日目  スペッロ~オルビエート~チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ

今日、6月22日はカトリックの祝日、聖体祭が行われる日です。それでスペッロの小さな町では広場や通りを花絨毯で飾ります。聖体祭の驚きの謂われがあるオルビエートでは聖体祭のパレードを見学します。

チヴィタ・ディ・バーニョレッジョという難しい町名は初めて聞く名前でした。どういう町でしょうか?チヴィタだから小ちゃい?

スペッロの花絨毯祭り

アッシジから南東10kmにある人口8000人の小さな街に綺麗なお祭りが開かれます。それを見る為に私達は早朝6時前にホテルを出発です。それには4時半に起きなければ間に合わない。折角アッシジの旧市街に泊まっているのに散策が出来ないのはつくづく残念です。

バスに乗って30分、6時半にスペッロに到着しました。早朝なのに観光客が集まり始めていました。街の中に入ると学生さんなど若い人を中心に一生懸命に花びらを並べています。そう・・・下絵にそって小さな花びらを敷き詰めているのです。

スペッロのインフィオラータ(花絨毯)祭り・・・、街の広場や通り、細い路地にまで、スペッロの小さな街は花絨毯が敷かれます。聖体祭のパレードが進む参道を花絨毯で飾るのです。材料はすべて生花です。花からむしった花びらが色毎に分けられ箱に入っていました。


完成図が置いてありました。


早朝ですからまだ作業中でした。
もうじき完成ですね。
作品に番号が付いていました。
コンクールがあるのでしょう


すご~い!


学生さんのように若い人が中心
緻密な作業です

  
花びらを絵の具に見立てます。お皿にちぎった花びらが種類毎に分けてありました。
花びらを用意するのも大変な作業です。とにかく枯れないように手早さが必要です。



美しい地球を愛しましょう?


完成図にそっくり・・・


これはまた大作です



下絵に沿って根気よく花びらを敷き詰めています。
昨夜のミサの後、徹夜で製作しているそうです。


花びらの上に花を置いて立体的に



家々にも花が飾られて・・・


下絵の上に花びらをおいていきます。とても複雑な作業です。




花びらの上に花をこんもりと


凄~い  ほとほと感心します




魅力的な女性、学生さんでしょうか



幾何学模様も


花をそのまま並べています。
立体感を出しているのでしょう


大作の完成図です。

昨日のミサが終わってから始めたそうです。徹夜の作業で頑張っています。


聖体節を祝う神父さんの行列が花の上を歩くそうです。


ですからこの素晴らしい作品は
無残に崩れてしまいます


気の遠くなりそうな作業です


花びらが乾燥しないように
霧吹きで水を吹き付けて・・



花びらを用意するのも大変です。



狭い路地には狭いなりに・・・


どこまで続くのでしょうか

あまりの綺麗さに写真を撮るのに忙しく、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

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