今日は移動が長いのでクエンカのホテルを８時に出発しました。 クエンカから途中まで昨日走ってきた道を戻り、くねくねの山道を走り、アルバラシンに向かい、午後サラゴサへと向かいます。 クエンカは標高が９４６ｍと高いので、寒い朝を迎えました。しかしこれから行くアルバラシンは標高１１７１ｍでもっと高く山奥にあります。 山に囲まれた森の中にひっそりと佇んでいました。

スペインで一番美しい村といわれるアルバラシンは、グアダラビアル川に囲まれ、断崖の上に、ピンクに輝く赤砂岩の家々がへばりつくように建っています。人口はわずか１，１００人だそうです。 村の歴史は古く、紀元前１５世紀にはケルト人が住んでいたそうで、松かさを描いた洞窟壁画が残っているそうです。イスラム勢力の時代、アル・バヌ・ラジンというベルベル人が町を造り、その後アルバアラシンと呼ばれるようになったといいます。