今日のホテルはマナーハウスです。予定のホテルがダブルブッキングした為、急遽変更になりました。シェイクスピアの生家があるストラットフォード・アポン・エイボンの郊外の「ネンジーズ・ウェルコム」でした。 マナーハウスがどういうものか知りませんでしたが、まさにイギリスの貴族の館、しかつめらしい大きな建物です。広大な敷地にはゴルフ場が併設されて宿泊者はゴルフを楽しみに来たグループや家族連れで、ツアー客は私達だけのようでした。美しく整備された庭園は、赤いベラニュームを囲んだ満開のラベンダーが良い香りを放ち、その中に可愛い天使の彫刻が・・・そして花壇には植えたばかりの花々が・・・・。 お部屋は角部屋でスイートルーム的な広さでした。他の方は天井が斜めの狭いお部屋だったらしい。こういうホテルはお部屋によって大分差があるようです。バスルームが８畳より広い、しかもシャワー室がバスルームの隣室（これは困ります）。広くて快適な一方広過ぎて走り回るという部屋でした。

イギリスでは食事の時の飲み物はホテルでもレストランでも、席で注文するのでなく併設のバーで注文して、その場で支払いを済ませ、テーブルまで各自で運ぶのです。 昼食は飲みたい人はビールなど頼みますがめんどくさいと水だけですましていた人が多いです。私もです。 家では絶対自分ではやらないだろうと思われる亭主関白的な人も飲みたければ自分で持って歩かなければなりません。大の男がナミナミと注がれたビールをこぼさぬようすり足で歩く様子は滑稽です。 バーが隣の部屋とかその又先の部屋だと、歩くのに神経を使って席に着くや大きなため息があちこちから聞こえます。思わずフフっと出てしまう笑いを隠すのが大変・・・。