スイスは誰もが憧れる国、何回行っても行きたくなる国です。私も７年前の２００８年７月に主人と行きましたが、お天気に恵まれず山も氷河も雲に覆われ何も見えない１０日間でした。期待が大きかっただけに落胆して帰国しました。 あれからもう一度行きたい。そう思い続けて年月が経ってしまいました。もちろん行っていない国が沢山ありますのでどうしてもそちらが優先になります。今年は家の都合で６月まで行けません。"７月だったらスイスだわ"そう思いついて見つけたのが、ワールド航空サービスの「スイス３大鉄道とアルプス４大名峰の旅」でした。今回こそお天気に恵まれますように祈り続けた毎日でした。 羽田空港　　ルフトハンザドイツ航空　　　１４：０５離陸 フランクフルト　　１８：５０着　　乗り継ぎ フランクフルト発２１：０５　　ミラノ着２２：１５ ホテルは空港近くのクラウン・プラザ・ミラノ・リナーテでした。 夜遅く１１：１５頃に着きました。

今日はアルプスを南北に縦断する絶景ルートのベルニナ鉄道に乗りスイス、エンガディン地方のサンモリッツに行きます。 ベルニナ・エクスプレスは４０００ｍ級の名峰、氷河、などアルプスの大迫力の景観を間近に見ることが出来るとガイドブックに書いてあります。イタリアのティラーノからスイスに入り、ベルニナ山群を間近に見て走る絶景ルートです。 私もベルニナ・エクスプレスに憧れていた一人でした。息を呑むような景色が続くといいます。３６０度円を描くループ橋ってどんな橋？この目で見たい、乗ってみたいと。それにベルニナという名前も口に出して言うと心地よくて良いじゃないですか！

ベルニナ鉄道はアルプスを南北に縦断する絶景ルートです。 標高２２５３ｍのベルニナ鉄道最高地点のオスピツィオ・ベルニナまで１８００ｍの高低差を登るのに歯車を使ったラックレールでなく一般的なレールを使っています。それはイタリアのティラーノからすぐに３６０度のオープンループ橋を渡り、その後幾つのもヘアーピンカーブで高低差を調節しながら登っていくからです。 車窓には美しい森や滝、万年雪を被ったベルニナ山群の氷河、そして氷河湖それはアルプスの景観を凝縮した素晴らしい眺めでした。 ディアポレツァ駅で途中下車してロープウエイで展望台に登ります。目の前のベルニナ山群と氷河の絶景ポイントを眺めスイスに来たと実感します。それから再びベルニナ・エクスプレスに乗り、サンモリッツまで下りていきました。 レ－ティッシュ鉄道、アルブラ線の（トウジスからサン・モリッツ）と、ベルニナ線の（サン・モリッツからティラーノ）までの区間を「レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」として２００８年世界遺産に認定されました。

ティラーノを出発してすぐイタリアとスイスの国境を越えます。しばらくすると、添乗員さんが「まもなくループ橋を通ります」と教えてくれました。 エッ！もうループ橋ですか？さあ！大変。写真を撮らなくてはベルニナ線に乗った意味がない・・・。 すぐに橋脚が見えてきました。橋脚の間をくぐり抜けるとぐるりと円をかく橋の上に先頭車両が見えてきます。ビデオを回していましたので、一応は撮れました。それを写真にして載せます。 私達の車両は真ん中より後ろですから前方が少し見えます。一番後ろの車両でしたらもっと良く見えたでしょうね。